かつてタイ国内でエイズ感染が深刻化し、途上国ゆえの社会福祉の乏しさから、経済力の無いエイズ患者や、その孤児が捨て置かれる・・・そんな不幸が多々ありました。
そんなエイズ患者の為のシェルターをいち早く作り、運営をはじめた僧侶、アロンゴット氏にフォーカスを当て、彼が築いた通称エイズ寺を訪問します。
患者さんのシェルター、病棟を訪ねたり、寺院で亡くなった方のミイラを見学します。ミイラは生前の患者本人の意思によるもので、病気の恐ろしさを後世に伝えたい、というコンセプトの元展示してあるものです。
病気の事だけでなく、命のありかたに関しても一緒に考えます。